「ながさき健味んメニュー」に認定されました(その1)

2017.09.25

こんにちは、スタッフTです。秋らしい天候が続いています。まだ、お昼は気温が高いですが、朝晩はめっきり涼しくなってまいりました。過ごしやすい季節となってきたからかお客様も連日、たくさんお見えになっておられます。先週末の連休では本当にステーキをたくさんの方にお召し上がりいただきました。本当にありがとうございます。

さてタイトルの件なのですが、すでにテレビのニュース等でご覧になられた方もいらっしゃるかと思います。話が長くなるので、数回に分けて書きたいと思います。まず、タイトルの「ながさき健味んメニュー」(けんみんと読みます)ですが、長崎県保健福祉部様の企画によるカロリー計算をきっちりと行った上でのヘルシーメニューを考案してほしいとの要請が当店マスターが所属する司厨士会を通してまいりました。県によると、健康志向が高まってきている昨今において食の観点から低カロリーで野菜を豊富に使ったメニューを県内で普及させていきたいとの考えから県南地区と県央地区、県北地区の3地域で飲食店各1店舗ずつ手を挙げてもらい、お店では実際にメニューとしてお客様にご提供していただきたいとのお話しをいただきました。

最初は我々に白羽の矢が立てられたことに対して厨房からは難色を示す声も上がったのですが、マスターの鶴の一声でメニュー開発に着手したのでした。これが今年1月ごろのことでした。実際に細かいカロリー計算を担当しアドバイスしていただいたのが、県のご支援で関与してくださった長崎県栄養士会と民間団体の栄養士さんの組織「パスティながさき」のみなさんでした。長年、肉料理に携わってきた私たちにとって野菜を豊富に使うメニューは初体験のことで、このみなさんのご協力を得なければ今回のメニューは完成しなかったといっても過言ではないと思います。なにしろ今回の史上命題として受けたノルマは「総カロリー700キロカロリー未満」ということ。当店の料理はご存じのとおりボリュームを重視した肉料理をご提供しています。今回の目標値には正直愕然としました。

重い目標を掲げ、私たちは色々とアイデアを出し合いました。なかなか難しい課題の中で導き出した答えは「鳥肉」を使った料理。マスターのアイデアでリンゴやニンジンを使った「ノルマンディ風」のメニューに着手することになりました。(つづく)

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